2025/04/16

門前の病院がない薬局だからこそ、できること
「みんなのくすり屋さん」には、隣に特定の医療機関(病院やクリニック)がありません。
それは私たちが、地域の中で “より自由で開かれた薬局” でありたいと願っているからです。
このスタイルには、大きく3つの理由があります。
医療の“入り口”になりたい
ちょっとした体調の変化、病院に行くほどではないけれど不安…
そんなとき、気軽に相談できる場所として、薬局がもっと役立てると考えています。
必要であれば市販薬(OTC)を提案しますし、受診が必要ならその症状に合った医療機関をご紹介できます。
また、そもそも病気にならないための健康維持のアドバイスも行います。
「選ばれる薬局」でありたい
病院の隣にある薬局は、処方せんを持って自動的に選ばれがち。
でも私たちは、患者さんが「ここに行きたい」と思って選んでくれる薬局を目指しています。
医療機関に遠慮せず、薬剤師が自分の専門性を十分に発揮できる。
そんな“独立した薬局”だからこそ、できる支援があります。
どんな状態の方にも、在宅で対応できる薬局
私たちは、安定期だけでなく急性期や終末期の在宅医療にも対応できる体制を整えています。
点滴、麻薬、床ずれ用の貼り薬(ドレッシング剤)などを常備し、無菌調剤設備も完備。
在宅医療を支える「地域の最後の砦」としての役割を担っています。
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一番つらい人のところに、いちばん先にかけつけたい
「みんなのくすり屋さん」は、行政にも指定された“地域医療資源”のひとつです。
限られた時間や薬を、いちばん必要としている人へ届ける使命があります。
他の薬局でもできることは、もちろん私たちも対応します。
でも、他の薬局では難しい医療にこそ、私たちは優先的に取り組んでいきます。
それが、地域の薬局としての責任であり、私たちの誇りです。